ニューダンガンロンパV3クリアしました！【ネタバレ感想】

「ニューダンガンロンパV3」の本編クリアしました♪
これはクリア後は語らずにはいられない作品ですねー！
発売から数年経っているいることもあり、ネタバレ全開で感想レビューします！

※完全なネタバレ感想なのでご注意ください！

まず【一章】

私がV3を購入するとき、前情報として知ったのは、主人公「赤松楓」の声優が
神田沙也加さんだということ。
アナ雪で沙也加ファンになった私は、凄く嬉しかったんですよねー。
…でもまさか一章で早々にクロになるとは。
彼女の正義感からくる犯行だったのですが、まさか赤松が犯人とは思えず、操作に
なれていないこともあり、学級裁判はミスしまくりでした。
お気に入りキャラが減っていくのはダンガンロンパシリーズの醍醐味でもありますが
いきなりは悲しかったです。
赤松のパートナーだった最原が主人公になっちゃいました。

【二章】

犯行がグロい…！
被害者は星で、クロは東条。
これはショックでした。二人とも好きなキャラだったので。

星は、見た目は藤子不二雄作品にでてきそうなコミカルな外見なのに、声優は
ベテラン渋声ボイスの大塚さん！あまり声優詳しくない私でも知っている
イケボイスです。外見と異なるアウトローな性格と渋声のギャップが魅力的！

東条は、しっかり者キャラで見た目も可愛くてお気に入りだったんですよ。
真っ先に交流してレベル5まで上げたキャラだったので。
これも、学級裁判では「有能な東条が犯人なわけない」というお気に入りだから
こその先入観があり、ミスしまくりでした。

【三章】

アンジーの宗教的な思考はあまり好きになれなかったので、退場してくれたのは
ホッとしました。なんか殺される雰囲気もあったし意外性はなかったです。
でも転子まで殺されたのはビックリ。

転子殺害の犯行のからくりは学級裁判になるまで分からなかったですが、
クロは予想通り。真宮寺はなんかやらかしそうな怪しいキャラだと思っていたら
見た目通りの壊れたキャラでした。
他の章のクロの犯行は、みんな他人を想っての苦渋の決断だっただけにひどいですね。
大声で泣く夢野を見て悲しくなりました。

【四章】

ヒドイ下ネタ暴言の入間が退場。登場キャラからも、ゲームプレイしている方々からも
恐らく好かれていなかっただろう彼女の死は、流れとしては予想できました。
でも、クロがゴン太なのはビックリ。トリックは簡単だったので直ぐに真相に
たどり着いてしまいましたが。
王馬がウザイなーと思っていたものの、この辺からますます嫌悪感が
出てきましたねー。
とても優しいゴン太の死は悲しかったです。

【五章】

五章は生き残りキャラが少なく、自由時間はちょっと困ってしまいました。
お気に入りの春川と夢野はすでに好感度5になっているので、選択肢が白銀とキーボ
しかいないんですよね。
白銀はあまり好きじゃないので、キーボと交流しましたが。

学級裁判では何が真実なのか？！非常に盛り上がりました！
王馬が首謀者発言は、ホントにそうだったとしたらいかにもすぎて面白くないなーと
思っていたら、見事に裏切ってくれました。
百田は最後までイイ男でしたね。

【六章】

ここではほぼ一本道のルートで、やることがかなり制限されています。
時間制限アリのマップ移動は困りました。今まで移動はマップからジャンプを使って
いたので、部屋の配置がうろ覚えですもん。
特に百田の研究室は一度チラっと行っただけで、どこから繋がっていたか全然
覚えてませんでしたｗ
おかげでムダにウロウロし、2回タイムオーバーになりました。

六章ではキーボが大活躍でした！
そして黒幕の正体は白銀。
これは私的には予想通りでした。一章のときから章を重ねるにつれて、
「首謀者がいるなら白銀だろうな」って思っていたからです。
何故かというと、一人だけ活躍していないし、性格もちょっとオタクなだけで
普通だし、コスプレイヤーの割にコスプレしないしキャラが立っていないからです。
最後に大々的に活躍させるためだったんでしょうね。

そして終盤からラストにかけての結末。
このゲームを買う時、「賛否両論」だというのだけは知ってたんですよ。
その理由がよくわかりました。
一章から六章の中盤までは、凄く盛り上がって楽しかったのに、最後に一気に
クールダウンしてしまいました。

1と2も含めダンガンロンパはフィクションだよーというメタ的な真実。
白銀が1と2のキャラに次々にコスプレする姿は痛かったです。
会話長すぎるだろ…と途中でお茶入れて休憩したくらいです。

私は1と2はクリアしたものの、そこまでキャラに入れ込んだファンでないですが、
歴代ファンにしたらショックで低評価になってしまうのもうなずけます。
私もクリアした直後はボーゼンとしてしまい、虚無感を感じてしまいました。

同じチュンソフトのゲームですが、「かまいたちの夜2」の全エンディングクリア
特典のシナリオを思い出しました。
頑張って全ルートクリアした特典が「このゲームをプレイした人は呪われる」的な
不愉快なメッセージだったやつです。

でも一晩あけて落ち着いてみると、私たちプレイヤーが遊んでいるダンガンロンパと
最原たちが挑んでいるダンガンロンパは違うフィクションですもんね。
エンターテイメントのために生身のコロシアイが起きているなら、そんなの止める
べきですし。実際にはそんなこと日本の法律でありえないし、もちろんフィクション
なのは当然かと思います。

【総評】
後味の悪さは否めないですが、最後に最原たち3人が生き残ったことで
少し救われました。
それよりもうダンガンロンパシリーズがこれで終わりなんだと思うと悲しいです。

V3は前作と違って個性が強すぎて、痛々しいキャラが少ないのが良かったです。
終盤の王馬とラストの白銀はかなりうるさかったですが。
序盤陰気だった最原が、徐々に成長していくのは良かったです。
最終的には一番好きなキャラになりました。

最初は苦手だった学級裁判のアクション性も徐々に慣れてきたし、ミニゲームも
簡単でした。（ヤサシイ設定にしていたからかもですが）

おまけモードがかなり充実しているようなので、これからそっちを満喫したいと
思います♪
ラストだけちょっと微妙になってしまったけど、凄く楽しめたゲームです！